三井住友銀行カードローン申し込み時の必要書類は?

口座利用など、銀行そのものの機能を利用している人は多いでしょうが、三井住友銀行のカードローンも人気を集める商品のひとつです。
やはり、信頼性、安心性は抜群ですからね。
カードローンを利用したことがない人でも安心して利用できる点は、間違いなく大きな魅力のひとつといえるでしょう。
ではそんな三井住友銀行 カードローンの申し込み概要について、今回は詳しくまとめていきたいと思います。
お申し込み資格や必要書類の有無なども解説しますので、利用を考えている人は事前にチェックしておきましょう。
目次
三井住友銀行 カードローンにはどんな人が申し込める?

どんなカードローンであれ、基本的に「申し込める人は限られています」。
特にお金の貸し借りを伴うカードローンの場合、極論ではありますが「返済能力を持たない子供」が契約できないのは普通の発想でも理解出来るでしょう。
このように、カードローンというものは性質上、申し込みを行える人がそもそも限られているのです。
ですから利用を考えている人はまず、「自分が申し込み資格を有しているか」をチェックすることから始めるようにしましょう。
三井住友銀行 カードローンのお申込み条件について
さて、では早速三井住友銀行 カードローンのお申し込み条件を見ていきたいと思います。
ちょうど公式サイトに以下のQ&Aがありましたので参照することにしましょう。
Q:カードローンは誰でも申し込みできますか?
A:回答
以下の条件をすべて満たされる方がお申し込みいただけます。
●満20歳以上満69歳以下の方
●原則安定したご収入のある方
●当行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方
※お申込はご本人さまに限らせていただきます。
大きく分けて三つ、お申し込みに必要な条件が記載されているのが分かりますね。
では順番にひとつずつチェックしていきましょう。
まずは年齢について。
こちらは既に前述したとおり、「返済能力・責任」を有している必要があるため、未成年は該当しません。
更にはキャッシングを利用した場合、その多くが「月々分割での返済」となるため、返済の元となる収入を定期的に得られる年齢であることが加味されていると思われます。
下限だけでなく上限の年齢も設定されているのは、「健康的に働ける年齢としての上限」と考えることも出来るでしょう。
次に収入に関してです。
ポイントは「収入のある方」ではなく、「安定したご収入のある方」となっている点。
これはつまり、不規則な収入の場合、申し込み資格を有していないとみなされる可能性もあるということを意味しています。
完全歩合制や不定期の日雇い労働、芸能系や芸術家など、安定した収入が見込めない職に就いている場合はカードローンの申し込みそのものが行えないかもしれない、と理解してください。
とはいえもちろん自分だけで判断する必要はありませんので、疑問がある場合は直接問い併せて確認 するのがベストでしょう。 公式サイトはこちら
保証会社の保証について
では最後の、
●当行指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証を受けられる方
について。
こちらに関しては少し特殊なお申し込み条件となりますので、少し詳しく説明を行いたいと思います。
まず、三井住友銀行 カードローンの場合、キャッシング契約にさしあたって担保・保証人は不要です。
これは銀行側からすれば、仮に本人が借りたお金を返せなくなったとしても、そのお金を本人以外から回収できないことを意味します。 融資契約時にはカードローン審査を行うといえど、もし自分が貸す側の立場だとしたらかなりリスキーだと思いませんか?
もちろん銀行側も「貸し倒れのリスク」は認識しています。
そこで担保・保証人を不要とする代わりに、保証会社を活用します。
これを代位弁済と言い、保証会社が本人に代わって借入金を代位弁済した段階で、債権は保証会社に移ります。
つまり、代位弁済によりもともとのカードローン会社への返済義務はなくなるものの、保証会社に対する新たな返済義務が生まれるため、利用者はいずれにせよ返済すべきお金は返済しなければなりません。
分かりましたか?
つまり、三井住友銀行 カードローンを利用するには、必ずこの保証会社による保証を受けなければならないのです。
とはいえだからといって、「はい、保証を受けます。」と本人の承諾のみで保証を受けられるわけではありません。
保証会社としても当然代位弁済、更には貸し倒れのリスクがあるわけですから、保証会社のカードローン審査を通過して初めて、保証を受けられる状態になることを覚えておきましょう。 公式サイトはこちら
お申し込み時の必要書類を事前にチェック!

お申し込み条件は満たしていましたか?
さすがに最後の「保証会社の保証を受ける」部分については、カードローン審査が進まなければなんともいえませんが、その他の部分については事前にチェックを済ませておくのが賢明です。
ではお申し込み条件を満たしている場合、次のステップに進みましょう。
どのようなカードローンでも必ず必要となる、必要書類のチェックと準備です。
本人確認書類
お金の貸し借りを前提とした契約、というカードローン特有の性質上、本人確認作業は徹底して行われることになります。
これは銀行側の都合だけでなく、申込者や一般の人たちを守る意味でも重要だと認識しておいてください。
例えば本人確認が不十分な場合、どのようなケースが生まれると考えられますか?
筆頭としてはやはり、他人の名義を使ってキャッシングを行う、いわゆる「なりすまし」発生の危険性です。
登録・契約上はAさんの名義になっているが、実際に契約してお金を借りたのはB。
このようなパターンです。
当然なりすましが現実のものになると、身に覚えのない借金を背負う人が生まれてくることになります。
しかもこれ、実は空想の話ではなく、一昔前実際に存在した事例ですから私たちにとっても身近な話といえるでしょう。
つまり上記のような被害を防ぐ意味でも、本人確認が徹底して行われることはむしろ歓迎すべきものでもあるのです。
さて、では早速三井住友銀行 カードローンで使える本人確認書類をチェックしましょう。
公式サイトには以下の記載がありました。
●本人確認書類(運転免許証・個人番号カード・パスポート・住民基本台帳カード(顔写真付き)等)
※各種健康保険証等、上記以外の本人確認書類については、カードローンプラザ(0120-923-923)までお問い合わせください。
ひとつひとつを見て分かるでしょうか?
実は運転免許証をはじめとして推奨されている本人確認書類は、すべて「顔写真つきの身分証明書」なのです。
もちろんこれは、申込者の外見を肉眼で確認し本人か否かの判断を行ううえで必要だからなのでしょう。
基本的には「顔写真つきの身分証明書」を本人確認書類として提示するのがベストですので、所持している方はそちらを準備しておいてください。
ちなみに「顔写真つきの身分証明書」を持っていなくても、「お問い合わせ」を行うことで解決策や対処法を提示してくれるでしょうから、遠慮せずに相談されることをおすすめします。 公式サイトはこちら
三井住友銀行 カードローンの必要書類まとめ
キャッシング利用に当たっては、確かに申込者自身も書類の準備などに時間を割く必要が出てきます。
しかし、面倒だからなどといって金融業者側の求めに応じなければ、審査通過にも影響を及ぼす可能性は高くなり、望まぬ結果を招きかねません。
とにかく、納得いかない部分、疑問点、不明点などがある場合は遠慮せずに問い合わせてみるのが一番です。
自分自身で勝手に判断するより、事情を正直に話すことが最良の解決策を導き出す上でも重要だと覚えておいてください。
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