カードローンの審査に落ちた!?クレジットカードの審査基準や落ちた場合の対策を公開!
クレジットカードは持っておけばいざという時や日常生活において便利なアイテムですが、誰でも持てる訳ではありません。
申し込み資格を満たしていて、なおかつ審査を通過しなければならない。
ではクレジット審査の基準とは具体的にどのような内容なのでしょうか?
また審査に落ちた場合の対策などについても解説していきたいと思います。
目次
クレジット審査会社の基準について
クレジットカードと一口に言っても、今や非常に多くのカードが存在し、それぞれ特徴やメリットも異なります。
もちろんクレジットカードを一枚持とうとする度に審査を通過しなければなりません。
ただ、クレジットカードごとに審査基準は異なり、明確な基準内容が明示されている訳ではないため、人によっては「分かりにくい」と感じることでしょう。
実は…それほど難しい話でもないんです。
細かな審査基準は各社違えど、「審査で重視されるポイントは大きく変わらない」と考えてもらって構いません。
ではこのまま続けて、詳しい説明に入りたいと思います。
クレジットカードそのものの概念
まず、クレジットカードとは一見惑わされやすいですが、「お金を借りる為のアイテム」と言っても過言ではありません。
本来、何か物を買ったり飲食したりした場合はお金を払います。
しかし、クレジットカードでの決済は、その場では現金による支払いを行わず後からクレジット会社に支払いを行うことを意味します。
そう。極論クレジットカードで決済する際には「全財産0円」でも問題ないのです。
要はクレジットカードの支払日に定められた金額を納めれば良い。
ですからクレジットカードの利用はある意味「一時的にお金を借りているのと同義」だと言えるでしょう。
この仕組みに則ってクレジットカードは存在するため、誰でも持てる訳ではないのです。
クレジット審査では何を見られる?
では具体的にクレジット審査においてはどういった部分がチェックされるのでしょうか?
大前提としてのテーマとなるのは「支払い能力」と「信用性」です。
クレジットカードで決済した分のお金を払うだけの財力があるのか。そしてきちんと定められた期日に定められた金額を払う人物なのか。
この2点がクレジット審査における柱と言えるでしょう。
■支払い能力について
まずは申し込み者の収入、それから支出がベースになります。
月々どれぐらいの収入があって、生活費や返済など支出はどの程度なのか?
その差引残高の中からクレジットカードの支払いを行う、と定義し審査では支払い能力があるかを判断します。
当然ですがあまりにも月々の収入が少ない場合は、クレジット審査を通過できない可能性もおのずと高くなります。
■信用性について
クレジットカードでは意外とこの信用性が重視されます。
例えば勤務先であれば、「安定した収入を得られる職種か」などを見られますし、配偶者の有無なども信用性を判断する材料として用いられます。
更に、クレジット会社が審査時に重要視するのが「信用情報 」について。
この信用情報が審査における肝とも言えますので、特に詳しく次の項目で説明することにしましょう。
審査に重要な信用情報をチェック!

クレジット会社が見る「信用性や信頼度」とは、あくまで「お金に関する信用性や信頼度」です。
前述した「個人信用情報」とは、その為にクレジット会社が参考にする情報だと考えてください。
個人信用情報とは?
簡単に言えば個人信用情報とは、「その人のお金に関するプロフィール」です。
と言っても現金での支払いなどではなく、クレジットカードやローン、割賦契約に関するプロフィールだと思ってください。
この信用情報はクレジット会社などの各企業が保持している訳ではなく、独立した第三者機関である「個人信用情報機関」に保存されています。
現在日本に存在する個人信用情報機関は以下の3つ
・CIC(シー・アイ・シー)
クレジット会社の共同出資により設立された信用情報機関。
主に割賦販売や消費者ローンとクレジット企業を運営する企業を会員としている。
・全国銀行個人信用情報センター
一般社団法人全国銀行協会が設置、運営している個人信用情報機関。
銀行系クレジットカードの情報をはじめとし、主に銀行のサポートを目的としているため、住宅ローンなど銀行に付随した登録情報が多い。
・JICC(ジェイアイシーシー)
貸金業者系の信用情報機関。
消費者金融会社、クレジット会社、金融機関等の信用取引に関する契約内容、返済状況などが登録されている。
私達がクレジットカードを使ったり、ローン契約した際の情報などは基本的に全てこの個人信用情報機関に登録されます。
また、契約時だけでなく、申し込みの記録や契約後の支払い状況、利用残高など、お金に関する記録のほとんどは登録されていると考えてください。
ローンなどの契約時には「個人信用情報機関に情報提供する旨」が契約書等に記載されていますので、一度見てみると良いでしょう。
つまり流れはこうです。
・私達がクレジットカードやローン契約を行った際、その後の支払状況等が個人信用情報機関にその都度登録される
↓
・クレジット会社は審査時に、個人信用情報機関で申込者の個人信用情報(過去に蓄積されてきた情報)を照会する
普通、顧客の個人情報を社外に持ち出すことは有り得ませんが、個人信用情報だけは第三者機関へ提供し、そして同時に加盟している会員同士で共有しているのです。
企業側としては過去に取引がない人物の信用を図るうえで、個人信用情報は欠かせない訳ですね。
個人信用情報の何を見られるか
ではこの個人信用情報、クレジット審査時には具体的にどのような部分を見られるのでしょうか。
端的に言うと「信用を落とす経歴がないか」をチェックします。
例えばあなたが他人の「お金に関わる信用性」を見極める時は何を見ますか?
・過去に借りたお金を返した人か?
・期限を守って支払いが出来るか?
・あやしいお金の使い道がないか?
こういった部分は重要なポイントになるかと思います。
クレジット審査において重要視されるポイントもさほど変わりません。
■支払いの長期延滞
■度重なる支払の遅延
■債務整理を行っている
■クレジットカードを短期間に何枚も申し込んでいる
上記のような記録が個人信用情報の中に認められた際は、クレジット審査を通過する可能性は大きく下がってしまうのです。
ちなみに一番下の「クレジットカードの申し込み」ですが、短期間で複数枚のカードに申し込む行為はカード会社にあまり良い印象を与えません。
何か怪しいことに使うのか?と勘ぐられる可能性もありますし、複数枚申し込むということは「お金がないからどうしてもカードが必要、どれでも良いから審査に通りたい」といった印象を与えかねません。
そもそも、カードを同時に2枚所持すること自体が不自然なのです。
こちらの思惑とは別に、短期間での複数枚のクレジットカード申し込みはデメリットが大きい行為ですので注意するようにしましょう。
信用性を見極めるポイントは他にも
過去に支払いの延滞や遅延など、個人信用情報に問題がある場合は審査の難易度が上がる。
恐らくこれはイメージしやすいかと思います。
いわばマイナスポイントですし、自分の身に置き換えても分かりやすい理屈でしょう。
ですが、クレジット審査では「信用を落とす経歴」だけでなく「実績」もチェックされます。
例えば、過去にクレジットカードを一度も利用したことがない人。
一見この人はイメージが良いように感じがちですが、クレジット会社からすれば「実績」がないためマイナスとみなされる可能性が高いポイントです。
以下の二つを比べてみてください。
■過去にクレジットカードを使った人
クレジットカードでの利用分を過去に収めてきた実績がある。(定められた期日にきちんと支払いを行っていた場合)
■過去にクレジットカードを使っていない人
クレジットカードでの利用分を支払った経歴がないため、実績がない。
つまり、後者は信用を落とすポイントもなければ、信用できるだけのポイントも持っていない訳です。
ですからクレジット審査に通りたいなら実績、いわゆるクレジットヒストリーを地道に積み重ねることも重要になります。
カードローンでのキャッシングはクレジット審査にも影響する?

信用情報の重要性が分かったところで、ここで疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
「信用を落とす経歴がないか」をチェックされるなら「借金はアウト」?
そう考えても自然ではないと思います。
カードローンとクレジット審査の関連性
単刀直入に言います。
キャッシングしているからといってクレジット審査に落ちることはありません。
要するにカードローンで借入を行っていてもクレジットカードを持つことは可能なのです。
ただ!
カードローンとクレジット審査が無関係という訳ではありません。
前述した通り、クレジット会社は「支払い能力」と「信用性」を見る訳ですから、これらのポイントで問題があるとクレジット審査でのハードルも自ずと上がると考えてください。
その点を踏まえて、カードローン利用者がクレジット審査で気をつけるべき点を紹介していきましょう。
クレジット審査時の注意点
カードローン利用者の中で、クレジット審査に影響を与える点はズバリ「借入件数」です。
もちろんこれは「借入件数が多い人」のこと。
考えてみてください。
カードローンを複数社と契約して利用する。これはつまり「1社では足りない」ことを意味します。
基本的には1社目が限度額に達し、増額も出来ない為、2社、3社…と増えていくパターンが多いでしょう。
するとクレジット審査ではどう見られるか?
「この人はお金の管理が下手」
「お金に相当困っていて余裕がない」
このように見られてしまう可能性が大いに考えられる訳です。
カードローンを利用している方でクレジット審査に通らなかった場合は、まずこの借入件数をチェックした方が良いでしょう。
その他にも消費者金融には「年収の1/3までしか借入が出来ない」という総量規制が定められていますので、消費者金融からのキャッシングでの借入額が年収の1/3付近に達している人は注意が必要です。
カードローンで借りられないから、クレジットカードで工面しようとしている…とクレジット審査で見なされてしまう可能性もなくはありません。
クレジット審査に通らなかった場合は消費者金融がおすすめ?

ではクレジット審査に通らなかった場合はどうすれば良いのでしょう。
クレジットカードをあてにしていたからお金の工面に困ってしまった…なんてパターンもあるかと思います。
そんな方にはカードローン、特に借りられるか心配な方には消費者金融カードローンがおすすめです。
消費者金融カードローンをおすすめする理由
クレジットカードでは前述したクレジットヒストリー(実績)など、独自の判断材料も用いられますが、審査基準の異なるカードローン審査では別の結果が出ることもあります。
また、消費者金融をおすすめする理由としては、「銀行カードローンでは保証会社の審査を受けなければいけない点」が挙げられます。
保証会社とは、契約者本人が返済を滞納した場合、本人になり代って返済を代弁する会社のこと。
いわば保証人と同様の役割を果たすことになりますから、審査においても入念なチェックが入る可能性は高まります。
その点消費者金融は保証会社の審査がありません。
ですから審査そのものの結果についてだけでなく、審査時間や審査にかかる時間等についての軽減も望めるでしょう。
中でも特におすすめなのがです。のカードローンは最短1時間で融資が可能と、急な出費への対応力も高いのが魅力。
更に、をおすすめする大きな理由はもうひとつあります。
にはクレジットカードも!
実は、消費者金融系では非常に珍しい、クレジットカードを発行している金融業者でもあるんです。
三菱UFJフィナンシャル・グループで信頼度、安心感も抜群。
ちなみに、見ての通り見た目で「のカード」であることは非常に分かりにくくなっていますので、見た目を気にする方でも大丈夫。
クレジット機能がどうしても欲しい方は、この「ACマスターカード」の申し込みを検討してみるのもありだと思います。
ただ、長期延滞など信用情報における「重大な事故」が存在する場合は、たとえであろうと審査の通過も難しくなるので覚えておきましょう。
個人信用情報は本人であれば開示可能ですので、まずは自分の信用情報に問題がないか予めチェックしておくのも一つの手だと思います。
クレジット審査とカードローンまとめ
クレジット審査の基準はさまざまですが、クレジット審査に落ちてもカードローンに審査に通る人は実際に存在します。
ですから審査のポイントを抑えたうえで、特に問題ないと感じる人はカードローンの利用を検討してみるのもアリでしょう。
カードローンも金融業者によって特色が様々ですから、自分のスタイルに合わせてベストなところを探してみてください。
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