ゆうちょ銀行からお金借りれるのか?カードローン「したく」を徹底解説!
カードローンは賢く使えば、生活にとって便利なアイテムと言える代物です。
しかし、金融業者ごとに申込資格や審査基準、また利息や融資の限度額も異なる為、どんなカードローンを選べば良いのか悩む人も少なくないでしょう。
それに…どうせキャッシングするなら安心して、信頼できる金融業者を選びたくなるもの。
そこで今回は皆さんご存じ「ゆうちょ銀行」のカードローンについて、詳しく解説していきたいと思います。
カードローン「したく」のスペックと商品情報

ではまず、ゆうちょ銀行カードローンの概要や特徴をまとめてご紹介することにしましょう。
基本的な概要を知ることはカードローン選びの基本ですから、ぜひ参考にしてみてください。
まず最初に言っておかなければいけないのは、カードローン「したく」とはゆうちょ銀行のカードローンではない、という点です。
少し混乱してしまったかもしれませんが、大丈夫。分かりやすく説明しますのでそのまま読み進めてください。
このカードローンは少し特殊で、
●契約自体はスルガ銀行との契約になる
●ゆうちょ銀行がスルガ銀行のローン契約を媒介している
このような仕組みになります。
つまり、ゆうちょ銀行そのものとカードローン契約を組むのではなく、「ゆうちょ銀行を通してスルガ銀行と契約する」と考えてください。
とはいえゆうちょ銀行が推奨していることを踏まえれば、安心・信頼という点では非常に高い評価がおけるカードローンと言えるでしょう。
では具体的にカードローン「したく」の概要を見てみましょう。
サービス名 | カードローン「したく」 |
---|---|
申込対象者 | お申込時の年齢が満20歳以上70歳以下で、安定した収入がある方 |
審査時間 | 最短即日 |
即日融資 | 不可 |
利用限度額 | 10万円~500万円(初回300万円まで) |
ご利用利率 | 年7.0~14.9%(左記範囲内でスルガ銀行が決定) |
契約期間 | 1年ごとの自動更新 |
遅延損害金 | 年19.5% |
資金用途 | 自由(事業性資金は除く) |
申し込み方法 | インターネット、電話、ゆうちょ銀行の取扱店 |
担保・保証人 | 不要 |
在籍確認 | ※審査の際、お勤め先にお電話をさせていただくことがございます。との記載あり |
他の銀行カードローンと比較したメリット・デメリット
カードローン「したく」の概要はチェックしましたか?
では他の銀行カードローンと比べて優れている点とそうでない点は具体的にどのような部分なのでしょうか。
カードローン「したく」の限度額は最高500万円まで。しかも初めての借入であったとしても300万円までが利用可能になっています。
限度額の少ないカードローンを複数利用すると返済の手間も増えますし、利息の心配もつきもの。
また、複数他社からの借入は信用情報に登録され、ローン契約時などに不利な条件として見られる可能性がありますので借入件数を抑える意味でも限度額の高さは重要です。
キャッシングしたらその後は当然返済が待っています。
もちろん誰だって早く返したいのはやまやまでしょうが、人によっては毎月の返済額が高すぎて負担になってしまうケースも珍しくありません。
ではカードローン「したく」の場合はどうか?
返済時の目安として以下の表が用意されていますので、参考にしてみましょう。

毎月の返済額は3,000円からと、無理なく返済したい人にとっても魅力的な設定となっています。この点は間違いなくカードローンにおけるメリットと言えるでしょう。
ゆうちょ銀行が媒介となっているだけのことはあり、カードローン「したく」では近くのコンビニATMなどでも借入や返済が可能です。

忙しい人でも利用したい時、返済したい時に近くで手軽に済ませることが出来るのは魅力的です。
利便性に関してもカードローン「したく」は優れていると判断できます。
カードローン「したく」の申し込み対象者は、満20歳以上70歳以下となっていますが、70歳でカードローンを利用できる金融業者は珍しいと言えます。
幅広い年齢層が利用できる点もカードローン「したく」の大きなメリットのひとつでしょう。
銀行カードローンであるカードローン「したく」の場合、保証会社による審査を受けなければいけません。
仮に契約者が借入金を滞納した場合などは、この保証会社が代わりに返済を行うのです。
その為、カードローン「したく」を申し込んだ場合は、
1.保証会社の審査
2.銀行の審査
この両方の審査を受ける必要があり、当然両方の審査に通らなければ融資を受けることは出来ません。
審査にかかる時間や審査通過の難易度を考慮すると、人によってはデメリットとなってしまう可能性もあるでしょう。
年7.0~14.9%というカードローン「したく」のカードローン金利は他の銀行カードローンと比べて、正直安いとは言えません。
他の銀行カードローンに関してですと、下は年1.8%~、上は~7.0%までと、カードローン「したく」と比較して金利が安いところも多く存在するのです。
キャッシングした以上は返済の義務が生じますので、当然この金利面についても事前に頭に入れておいた方が良いでしょう。
審査スピードや融資までの流れをおすすめ消費者金融と比較

ここからはカードローン「したく」の審査時間や融資までの具体的な流れを紹介していきたいと思います。
また、その内容を元に消費者金融系カードローンとの比較も行いますので参考にしてみください。
流れを簡単にまとめると以下のようになります。

つまり、下記6ステップを経て、キャッシング可能となる訳です。
①申し込み
↓
②仮審査
↓
③契約書類を郵送
↓
④契約書類・必要書類返送
↓
⑤カード発行・郵送
↓
⑥カード受け取り
※⑥のカード受け取り後、本人が確実に受け取ったことを銀行側へ通知(電話などで)することで利用可能になります。
前述したカードローン「したく」の概要表を見ても分かりますが、郵送にかなりの時間がかかる為即日融資は不可能という訳です。
場合によっては2~3週間かかることもあるようで、当然書類に不備などがあればさらに時間を要する可能性も考えられるでしょう。
この点を踏まえると、早めに融資を受けたい…という方は他のカードローンを選択肢に加えることもおすすめします。
では他の消費者金融は審査・融資にどの程度の時間がかかるのでしょうか?
基本的な概要と合わせて、カードローン「したく」と比べてみましょう。
プロミス
- プロミス ※②30日間無利息サービス:メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。
- プロミス ※⑤新規申込のお客様でプロミスのご利用限度額が50万円を超えるお客様は収入証明書類の提出が必要です。
アコム
- アコム ※①20歳以上で安定した収入がある方であればご利用可能。
アイフル
- アイフル ※①アイフルの利用限度額が50万円以下、且つ他社を含めた借入総額100万円以下の場合。
3社とも審査は最短で30分、融資まででみても最短1時間と、カードローン「したく」と比べてスピードでは圧倒しているのがよく分かります。
ただ、具体的な申し込みから融資までの流れが分からないことにはイメージし辛いかもしれません。
そこでプロミスを例にして一連の流れを見ていくことにしましょう。

カードローン「したく」と比較して違うのは郵送の手間やそこにかかる時間を必要としない点。
事前にネット上から申し込みの手続きまで行っておけば、すぐにでも融資可能なところまで運べるのは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
また、プロミスでは希望次第でWEBだけですべての手続きを行い、カードすら発行せずに融資を受けられる「Web完結※④」も。
様々な点で利便性とスピード感を追及しているのがよく分かります。
キャッシングを必要とする際は急な時が多いはず…。
そう考えると、スピーディな対応が望める消費者金融のカードローンは特におすすめだと言えるでしょう。
審査にどうしても通したいなら消費者金融がおすすめ
銀行系、消費者金融系に限らず、キャッシングを利用するには各金融業者ごとの審査を通過しなければなりません。
ここからはその「審査」に焦点を当てて、カードローン「したく」と消費者金融のカードローンを比較してみましょう。
各金融業者は基本的に審査基準を明確にしていません。
しかし、基準自体は当然どの金融業者にも存在し、基準そのものの内容も異なります。
カードローン「A」の審査は落ちたけど、カードローン「B」の審査は通った。
こういった事態が実際に起こることこそ、金融業者ごとに審査基準の違いが存在するのを示している裏付けに他なりません。
では何故審査基準に違いが出るのでしょうか?
少なくとも「リスクの差」は、審査基準の差を生みだしている大きな要因として考えられるでしょう。
例えば、考えてみてください。
金利年10%でお金を貸すA社と、年15%で貸すB社とではどちらのリスクが高いでしょうか?
支払い終えるまでの期間を同じと設定すれば、A社よりB社の方が多くの利息を得ることになります。
逆にA社は少ない利息で自分のお金を貸す訳ですから、当然リスクが高いのはA社になります。
となればA社は「貸す人間を見極める必要性が高くなる」と思いませんか?
利息が少ないなら、しっかり返済してくれる人に貸そうとするのはごくごく自然な発想。
つまり、この「リスクの差」が審査基準における差を生み出している可能性は非常に高いと考えることが出来る訳です。
そう。銀行系カードローンはトータル的に見て、消費者金融より金利が安い場合が多いのです。
そしてもうひとつ。
これは前述した「保証会社」の件です。
銀行カードローンは保証会社の審査も必要としますが、消費者金融では必要としません。
保証会社としては当然、「契約者を保証する」となればこれもリスクになってきますから、審査に影響が及ぶ可能性も大いに考えられるでしょう。
以上の点を踏まえて。
やはり「審査を通したい」という点を第一に考えるのであれば、消費者金融でのカードローンがおすすめです。
カードローン「したく」については、メリットデメリット両方があります。
もちろんこれはどんなカードローンにでも言えることですから、カードローン「したく」だけが特別な訳ではありません。
重要なのは自分に合ったカードローンを見つけること。
・カードローン審査が心配
・なるべく早く融資を受けたい
・無利息期間のあるカードローン会社が良い
・どこでも手軽に利用したい
こういった利便性を求めるなら、プロミスをはじめとした消費者金融系のカードローンがやはりおすすめです。
カードローンを利用する際はそれぞれの特徴やメリット・デメリットを十分考慮して選ぶようにしましょう。 カードローンキャッシングの審査に通るための比較をごらんいただき、状況に適したものを選択してください。
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